小さい頃から海外に憧れや興味があり、将来英語を使う仕事をしたいと思い外国語大学の英米語学科に入学。 外大に入れば自然と英語が話せるようになると思いきや、やはり現実は難しく、努力が必要だと実感。在学中は国際交流センターに良く足を運び、外大に交換留学中の留学生とランゲージエクスチェンジプログラムに参加したり積極的に英語を使える環境を作っていました。

外大の交換留学プログラムで、ニュージーランドのオークランドへ１ヶ月の短期留学を経験。ホームステイをしながら現地の大学付属のESLクラスを受けていました。初めての海外で、今まで学んで来た英語を実践で使う事ができましたが、英語が伸びたというよりも、逆に英語ができないと実感した留学でした。「伝えたい事が伝えられない！」「これってなんて言うんだろう？」「ファミリーに言いたい事を理解してもらえない」なんていう壁にぶつかりました。そこから帰国後、この留学をきっかけに英語をもっと真剣に勉強する様になりました。

私自身も7歳から子供英会話教室に通っていたのもあり、子供に英語の楽しさや英語が話せる素晴らしさを伝えられたらいいなと思い、短大卒業後すぐにフランチャイズでECCジュニア英会話教室を開講。2歳から高校生まで約150名の生徒に毎日楽しく英語を教えていました。教え子達とは今も連絡を取り合い、幼稚園や小学生だった生徒も大きくなり、高校や大学で交換留学を経験している子や社会人になり英語を活かせる仕事に就いている生徒も多く嬉しく思っています。

仕事柄まとまった休みが多かったので、休暇を利用し趣味の海外旅行へよく出かけていました。訪れた国は10ヶ国以上。一番印象に残っているのはエジプト旅行。本物のピラミッドは圧巻でした。26歳で初めて昔から憧れていたアメリカへ１人旅に行き、中学生の時に教科書でみたサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを生で見た時は感動しました！英語ができると一人でもどこでも行けるし、現地の人とコミュニケーションを取ったり現地の文化などより詳しく知れ、改めて英語ができる素晴らしさを毎回の旅行で痛感。

教室海外研修として小・中学生の生徒を引率してLA郊外にあるサウザンドオークスへ10日間、語学＋ホームステイ体験をしに行きました。午前中は語学学校 ELC サウザンドオークス校で英語を勉強し、午後は毎日アクティビティーで週末はディズニーランドやホストファミリーと過ごす充実した10日間！
この時に語学学校のスタッフのやり取りや他の国の留学生とふれ合ったことがきっかけで、インターナショナルな環境で仕事がしたい、語学学校で働きたい！アメリカに住みたい！という気持ちが生まれたのが人生の転機でした。

社会人になってから初めての留学。英語を教えている立場だったので英語のブラッシュアップのためと、またLAで生活してみたい！という気持ちが強く短期留学をしてみることに。
1回目は2011年の夏に2週間、ハリウッドにあるKings Collegeに語学留学に行きました。クラスは日本人は私以外いなかったので色んな国出身のクラスメイトと英語でたくさんコミュニケーションが取れました。放課後はアクティビティーでハリウッドサインにハイキングに行ったり、クラスメイトとホームパーティーをしたり、とにかく本当に毎日充実していて3週間あっという間でした！19歳の時の留学は親のお金で学校のフルサポートで行った留学で他人任せだったので、今回自主的に留学をして、色々自分でリサーチして計画をする事って大事だと実感。

1回目のLA短期留学が楽しすぎたので、なんとまた1年後にまた3週間の短期留学を計画！
2回目はサンタモニカにあるECで語学留学。学校は国際色豊かで夏は特に色んな国の生徒さんが入れ替わり入学していました。ルームメイトのスイス人とフランス人の女の子と放課後はずっとハングアウトし、ビーチで日焼けしに行ったり、ショッピングしたり、”ルーミーナイト”でディナーに出かけたり楽しかったです。週末にはホームステイツアーで知り合った語学学校のスタッフとべガスに旅行に出かけたりもしました。
この短期留学後、本気でアメリカで働きたい、インターナショナルな環境の語学学校で働きたい！と真剣に考えるようになりました。
9年間の英会話講師として充実した日々を送っていましたが、30歳になる前に何かしたいという気持ちで、海外で日本と繋がる仕事がしたいと思い渡米を決意。

29歳、やっと夢見ていたアメリカへの渡米が実現！NY・LAの2大都市で留学とJ-1斡旋会社のインターンを経験。現地留学サポートカウンセラーとして、渡米後のオリエンテーションや、留学生のサポート、ホームステイ探し、各種申込手続きをお手伝いをする仕事と、留学情報雑誌の営業や、J-1ビザで渡米予定の方へのお仕事紹介やレジュメの添削・面接のセットアップ、アメリカにある企業への営業なども同時にしていました。

ずっと語学学校で働きたかった夢が叶い、Student Adviosrとして、日本からの留学生はもちろん世界中から来る生徒のお世話をしていました。最後はマネージャーとして2キャンパスの管理と、マーケティングや、日本留学エージェントから来るブッキンングの手配をしていました。とてもアットホームで、先生もスタッフも生徒との距離が近く、イベントなど通して毎日刺激いっぱいの楽しい学校でした。学校ではお悩み相談室かのように毎日学生から、学校の事やロサンゼルスの事、将来の事、恋愛にいたるまで相談にのっていました。自分も通った経験なので、みんな同じ事を通っていくんだな、色々失敗し、辛かった自分の経験がここで役にたっていると実感。

語学学校でのキャリアを積んでから、また他の事に挑戦したいと思い旅行会社に転職。リサーチ科という部署で企業視察のコーディネート業務や団体のホームステイツアーなどの手配をしていました。もう１つは今までの経験から会社の留学部門の現地サポートや学校や滞在先の手配業務も私1人で任せられていました。

留学生のサポートの仕事をしていく中で、留学エージェントから寄せられる質問や、現地留学生からの悩みや相談を受ける中で、日本の留学エージェントが生徒に伝えている情報のずれや、アメリカ留学経験のないエージェントがカウンセラーとしてアドバイスしている、あってないような高額なサポートサービスを支払っている生徒を見て、自分できちんとした情報をこれから来る留学生に伝えられないかと常に思っていました。事前にもっと現地の情報や留学の細かいアドバイスを渡米前にしてあげられたら、もっとスムーズな安心出来る留学生活を送れるのではないかと強く思い始め独立を決意。2018年に留学メディア・サポート会社Orange Boxを設立。インスタグラム【留学ぐらむ】で留学情報を配信を始める。