留学をためらっている方へ。渡米のベストタイミングって?
弊社には、高校生の方から30代の社会人の方まで、留学について毎日たくさんの問い合わせを頂いています。
特に、20代半ばから30代前半の方で、留学をためらっている方が多くいらっしゃいます。
留学したい! 海外に住みたい! 社会人生活にも慣れて日本でのマンネリ生活を脱したい! でも仕事も辞められないし、年齢的にいまさら……という相談をよく受けます。
1ヶ月でも半年でも1年でも、他の国に住むというのは、とても勇気がいること。日本での安定した生活を捨てて新しい世界に飛び込むわけですから、迷う気持ちはよーくわかります。
留学するには遅すぎる!?
一般的に、女性が留学するタイミングは大きく分けて3回あります。
1回目は、親が援助してくれる学生時代。
2回目は、社会人生活に慣れてお金にも時間にも余裕の出てくる20代〜30代の頃。
3回目は、主婦になって子育てが一段落した頃です。
私は人生で2回留学をしました。1度目は学生のとき。2度目は、社会人になってから。29歳のときでした。
日本では、みんながうらやむキャリアがあって仕事は楽しかったし、生活に何ひとつ不自由はありませんでした。でも、27歳くらいのときから、「このままずっと日本にいていいのかな?」という気持ちがめばえて、ずっと悶々としていました。休みさえあれば海外旅行をして気を紛らわせていましたが、30歳を目前に「やっぱり海外で生活したい」という気持ちは高まるばかり。それまでしたことのなかった貯金を始めて、渡米を決意しました。
このときの決断は、大学生で留学を決めたときとは、重さがまったく違いました。留学して英語力を上げたい、これからの人生のために勉強や経験を積みたい、という気持ちは確かに強まっていました。でも、その一方で、日本でのキャリアや、がんばって積み上げてきた貯金、家族や友達との時間……犠牲にするものがあまりにも多かったからです。だからこそ、今、アメリカへの留学をためらっている方の気持ちがよくわかります。
留学したいと思ったときが、ベストタイミング
29歳のときの決断の結果、私は渡米後そのままアメリカに永住するにいたりました。
やりがいのある仕事を見つけ、結婚して子どもも生まれました。大変な思いもたくさんしまたけれど、あのときに思い切って留学を決めて、本当によかったと思っています。日本に置いてきたもの以上に、アメリカで得たものが10倍も20倍もあるからです。
何かを犠牲にしないと、新しい何かは始まらない。結婚だって出産だってそうですよね。新しい家族を迎えて幸せを得ると同時に、自分の自由時間や、友達との時間を犠牲にすることになる。留学も、そうした人生の大きな変化のひとつです。
留学のタイミングは人それぞれです。
何歳だから、という固定概念は捨ててください。行きたい時に行くべきです。
日本で社会人だった方は、お金を稼ぐのがどれだけ大変か、よくわかっていますよね。学生さんよりも人生経験を積んでいる分、こちらでの学生生活が新鮮で、毎日を大切に過ごせる気がします。たとえ記憶力が若い頃より少し落ちていたとしても、その分、生きる知恵はついています。年齢を重ねてする留学で得られる経験の価値は、学生時代にする留学に決して劣りません。
まとめ
留学は大きな決断だけど、人生は一度きり。
やらないで後悔するより、やってみて後悔しましょう!
留学に興味があったり、海外に興味があったり、ロサンゼルスに憧れていたり。でも、迷いが大きい……そんな方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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