知っておきたい留学の裏ワザ 〜留学前に絶対! やっておくこと編

これからLAに留学したいと考えている方。せっかくの機会ですから、最大限に楽しみ、最大限に学びたいですよね。そのためには、事前の準備が欠かせません。
親しみがある国とはいえ、アメリカも立派な異国。日本との違いに驚くこともたくさんあります。LAに着いてから「こんなはずじゃなかった!」とならないために、留学を考え始めたときから着々と準備を進めておきましょう。
私自身の留学経験と、これまでに私が留学のお世話をさせてもらった留学生の体験談をもとに、留学前に絶対やっておきたい準備を5つご紹介します。
これだけは必ず! 英語の勉強をコツコツと

留学すれば自然と英語力が伸びるから、向こうに行ってから勉強すればいいや〜と思っていませんか? これは、絶対に、NG! 英語力の基礎がない状態で行くと、勉強についていけない、友だちも作れないどころか、ふだんの買い物すらできずに、つらい思いをすることになってしまいます。
英語は、コツコツやらないと伸びません。逆に言えば、時間をかけた分だけ着実に成長します。早く勉強を始めるに越したことはありません!
といっても、ネイティブ級にペラペラになる必要はありません。何から勉強したらいいの? という方は、中学校の英語の復習から始めるのがオススメです。中学校の英語には、アメリカでの日常生活に必要な英語の基礎が詰まっています。中学英語がきっちりとマスターできると、ある程度コミュニケーションができ、応用も頭に入りやすくなります。
中学校の英語の教科書がまだ手元にあればそれをおさらいしてみてください。本屋さんに行けば、中学英語の要点がぎゅっとまとまった大人のためのおさらい本もたくさん出ていますよ。
オススメの英語の勉強法の記事はまた後日UPします!
歯医者に行って、虫歯や親知らずの手当をしておく

アメリカでは歯の治療費がとても高額なのをご存じですか?
アメリカの歯科医療は技術が進んでいて、虫歯の治療なら1回の通院で終わることもあります。しかし、そのお値段は……歯科保険をかけていない場合、1本の虫歯治療に20万円以上かかってしまうことも! そんなに払えないからといっても、歯の痛みは留学が終わるまで我慢できるようなものではありません。
留学(特に長期留学)を予定している方は、日本で虫歯を完治させてから留学に出発してください。親知らずも抜いてから行く事をオススメします。日本の歯医者は、値段が安くつく分、1度の通院でちょろっとしか施術せず、何回も通わないといけません。完治まで時間がかかりますので、留学が決まった時点、もしくは、「留学するかも?」と考え始めた時点で歯医者に通い始めてください。
そして……アメリカの医療費が高額なのは、歯医者に限りません。なにか持病のある方は、日本でできるだけ治療してから留学に出かけるようにしてください。アメリカでの医療保険の手配も絶対にお忘れなく!
留学中の保険については、また別の記事でご紹介します。
LAを満喫するために……脱毛を完了しておく

これは主に女性に当てはまることですが、日本にいるうちにぜひやっておいてほしいのが、脱毛です。LAでは薄着の季節がほとんど。自然と肌を露出した服が多くなります。毎日剃るのは面倒なので、できれば永久脱毛をしておくのがオススメです。
アメリカではレーザー脱毛が日本ほど一般的でなく、費用も高額です。日本では激安ですよね。私の場合は、1年間の全身脱毛をなんと5万円くらいでやりました。ワキとひざ下は2年通いましたが、今でも生えてこないので、本当にラクです。
ちなみに、アメリカでは男女問わずアンダーヘアを処理するのが当たり前です。
腕毛がボーボーのアメリカ人女性は多いけど(!)、下はしっかり処理。野生のままの姿だと引かれてしまう可能性が高いので、外国人の彼や彼女とデートしたいと考えている方は、下もしっかり手入れしておきましょう。
大きな節約! 日本の住民票を抜いておく

20歳以上であれば、住んでいる市町村に社会保険料、健康保険料、年金を納めていると思います。ご両親が払ってくださっている場合など、あまり自覚がないかもしれませんが、実はけっこうな出費です。
日本を長期間離れる場合は、一時的に住民票を抜くことによって、これらの支払い義務がなくなります (年金は、払いたい場合は払い続けてもOK)。
えっ、でも、一時帰国で病院とか歯医者に行く時は、保険なしでどうしたらいいの? と心配な方もいると思います。なんと! 市役所や区役所で一時帰国用の保険証を発行してくれます。アメリカではありえない神対応! 日本はほんとに素晴らしい国ですね。
一時帰国したら、役所で住民登録をして保険証を発行してもらえます。その日のうちに保険証を発行してくれる場合が多いです。再びアメリカへ帰る時には、転出届けを出して住民票を抜いておけばOK。
この情報は知らない人がかなり多いので、ぜひ参考にしてください! ちょっと注意しておいてほしいのが、お正月をまたいで帰国する場合。1月1日に住民票が入っていると、前年の収入によっては住民税の支払い義務が生じます。
いずれにしても、市や区によってルールや提出物が違うので、留学前にそれぞれの役所で詳しく確認しておいてくださいね。
まとめ
不慣れな土地での長期滞在を、楽しいものにするのも苦しいものにするのも、事前の準備次第です。LA留学が素晴らしい経験になるように、早めにしっかりと準備を始めましょう!
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